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韓国での入籍

韓国人と日本人が結婚するにはいくつか方法があるが、わたしたちは最初に韓国で入籍して、その後日本で入籍することにした。ちなみに、これは、もちろんその逆もできるし、韓国で入籍した後わざわざ日本まで行かなくても、日本大使館で婚姻届けを出すこともできる(大使館に用紙がある)。わたしは当時住んでいたロシアからソウルに立ち寄った際に手続をした。日本で入手しなくてはならない戸籍謄本などは、事前に韓国に送ってもらうことにした。

婚姻用件具備証明書

(日本ではせずに最初に)韓国で入籍するには、まず日本人であるわたしが「独身で結婚に支障がない」という証明書を、在韓日本大使館からもらわなくてはならない。これは「婚姻用件具備証明書」という書類だった。

「婚姻用件具備証明書」をとるのに必要なもの

わたしの書類は日本から送ってもらっていたので、プーの戸籍謄本を取った上で日本大使館に向かった。1999年8月現在、日本大使館の領事部での戸籍等の届け出の受付は平日の午後1:30〜4:00まで。

ソウルの日本大使館は光化門のそばにあるけど、ビザの申請や戸籍の届け出なんかをする領事部は、近くの「利馬ビルディング」という建物の7階にあった。アメリカ大使館の建物の向かい(裏手)である。ちなみに日本大使館領事部の電話番号:02-739-7400

用紙を二枚もらってまず一枚だけ書いて窓口の人に見てもらい、間違いを直してもらってもう一枚書いた。そのあと書類を提出して少し待ったけど、人はほとんどいなくて約30分くらいでお目当ての「婚姻用件具備証明書」をもらえた。

しかし、この書類は日本語で書いてあるので、韓国の役所に持ってくためには翻訳をしなくてはならない。大使館のまわりに「韓日翻訳」などという看板を出した代書屋さんがたくさんあったので、そこでやってしまった。その場でやってくれて、15,000ウォン。これはほんとはわたしがやってハンコ押してれば全く支障なかったそうで、プーは「ぼったくり」とぶうぶう言った。きれいに清書したりする手間暇を考えると、やってもらってよかったんじゃないかとわたしは思うが。

韓国の役所での入籍

大使館で「婚姻用件具備証明書」をもらうと、次は区庁に届け出である。住民登録のあるところの区庁でもできるらしいが、「本籍地でする方がはやい」(区庁の人談)と言われたので、プーの本籍地の区庁で届け出をすることにした。

必要な書類

「婚姻申告書」はだいたい日本の婚姻届と同じようなものだったが、本貫や住民登録番号などは、もちろんわたしはないから空欄である、と思いきや、住民登録番号の欄には生年月日を書かされた。それから証人は二人必要で、その証人の住民登録番号と印鑑がいる。これはプーのご両親になってもらった。

書き込んだ書類を提出して、いくつか窓口の人が質問をしておしまい。所要時間は15分ほどだった(わたしたちはあらかじめ婚姻申告書の用紙をもらって家で書いてきたので)。

一週間ほどで韓国の戸籍に婚姻事項が記載されるので、そこで新しく戸籍謄本をとって、それ持って日本で入籍することになる。つまり、この時点では、プーは韓国の法律ではすでに妻帯者なのだが、日本の法律上はわたしはまだ独身というわけ。

韓国の戸籍にハングルで名前がどう載るのか、興味があったのだが、わたしの場合はちゃんと本名の発音通りにハングルで書いてもらえた。が、漢字の韓国式発音で記載された人も、やっぱりいるそうだ。(つまり、山田花子さんの場合、「やまだはなこ」とハングルで記載されるのではなく、「さんじょん ふぁじゃ」と韓国式発音で書かれる)

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