韓国人と日本人が結婚するにはいくつか方法があるが、わたしたちは最初に韓国で入籍して、その後日本で入籍することにした。ちなみに、これは、もちろんその逆もできるし、韓国で入籍した後わざわざ日本まで行かなくても、日本大使館で婚姻届けを出すこともできる(大使館に用紙がある)。
韓国で入籍してから一週間ほど後で、わたしの名前がプーの戸籍に載った。その戸籍謄本を受け取って、いよいよ日本での入籍である。ちなみに韓国の戸籍に載っているわたしの名前は本名の発音どおり。多少濁音・清音が変だけど。
日本での入籍の手順と必要書類
わたしたちは韓国で先に入籍済みなので、日本での入籍は多少簡単になる。基本は普通の入籍と同じである。
わたしたちの場合、これに入籍済みの韓国の戸籍謄本とその翻訳文が必要になる。
婚姻届を書くにあたって注意すること。
日本の法律では、結婚すると夫婦二人の戸籍が新たに作られる。わたしたちの場合、わたしが筆頭者になって戸籍を作ることになる。この場合の住所は基本的に好きなとこを指定してよいらしい。わたしは本籍地と現住所が別だったので、この際現住所に本籍を移すことにした(ちなみにわたしの国籍は日本のまま)。
婚姻届には証人二人が必要だが、韓国ですでに入籍済みのわたしたちは不要だとのこと。更に、妻と夫の署名・印鑑も一人分でOK。
入籍済みの韓国の戸籍謄本は日本語に翻訳しなくてはならないけど、これは本人がやってもよい。本人がやる場合、そのままのフォーマットで訳して、署名捺印すればよい。もし翻訳を第三者が行う場合は住所氏名印鑑が必要らしい。
実際の入籍を済まして
書類を全部用意して夕方最寄りの役所に向かった。すぐ済むのかな?と思いきや、やはり田舎のお役所、窓口の女の子は困った様子。上司らしいおじさんを呼んでくるが、それでもらちがあかない。とりあえず書類を受け取って中身を見ていたけれど15分くらいぼーっと待たされた。
その後別のおじさんを更に連れてきて言うには、プーの名前の漢字が康煕字典に見当たらないらしいのだ。康煕字典にのっかってない漢字はどうやら日本の戸籍に載せられない、ってことなのかな?
プーの名前の漢字は、確かにすごく難しい。でも、普通のワープロでもちゃんと探せば出てくる文字なのだ。おじさんが持ってきた辞書をぢーっと見てるとちゃんと見つかった。が、書き方が韓国の戸籍とはちっと違う。
多分韓国と日本でちっと書き方が違うってだけのことだと思うんだけど、おじさんはわたしにプーの名前の漢字を二つ併記するようすすめた。韓国の戸籍の字は括弧で括って、康煕字典に載ってる字を書くのだ。おそらく(まずないと思うけど)日本でプーが公な書類に名前を書くときには、その康煕字典にのっかってる漢字を書かなければならないのだろう。
これでおしまい。あ、最後に婚姻届に一ヶ所捨て印が必要なので、婚姻届に押した印鑑を持参した方がいいだろう(同じ印鑑が必要)。
最初は戸惑われたけど、所用時間は20分程度。こちらも一週間くらいで戸籍に名前がのっかるらしい。ビザやなんかの問題はあるけど、とりあえず国際結婚の入籍手続きはこれでおしまい。わたしの独身生活も終わりを告げたってわけだ。